マテ

キル・ビル Vol.1のマテのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.6
東京の空港の背景に広告があった「レッドアップルシガレット」って、ワンハリのリックがCMしてたタバコじゃない?!

総評: 面白かったけど、個人的タランティーノ作品ランキングでは、大好きな「イングロリアス・バスターズ」と「ワンハリ」には及ばず。あと、なんか園子温っぽさを感じた。好きなのかな?

近所の蔦屋でずっと貸出中だった念願のキルビルがいつの間にかU-NEXTに追加されていた。さすがU-NEXT、いつも優秀で助かる。

全体的な感想としては「なんだかよく分からないほどの熱烈なロマンを“日本”に抱いていることだけは、ものすごく伝わってくる」。
バイオレンスな復讐劇を観ていたはずなのに、知らぬ間にトンデモジャパン映画になっていた(冒頭の感じでサクサク5人殺していくのかと思いきや、イシイパートがメインすぎる)。日本描写はおおよそ全てが間違っているのだけれど、ディテールの再現度がヤバい。非常口のロゴとか、貼り紙とか、オリオンビールのTシャツとか。魂は細部に宿るとはよく言ったもので、日本への愛とリスペクトは感じられたので好ましく思う。
あとイシイの過去パートのアニメが高クオリティすぎて感動。作画良すぎる。ラストバトルのところの「フッフー↑」みたいな曲でロッチ中岡のQTubeが脳裏を過ぎりまくって頭を抱えた。元ネタこれなの?
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