時計じかけの俺ん家

キル・ビル Vol.1の時計じかけの俺ん家のレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
4.5
ブロンドに肌は白く服装もタイトな女性が振り回す日本刀。有り得ないほどの血の量や身体の切断なども目立つ残虐な描写。それ以上に黄色いスーツの主人公と黒服の手下のコントラストに溢れるアクションシーンは視覚的にワクワクしてしまった。白黒になるシーンやシルエットで動くシーンは勿論、ラストの白い雪景色に赤い血が滴るのも尚良い。

ネオン街、セーラー服、刀鍛冶、おもてなし文化。日本の文化にリスペクトのある異国人が作る日本は多面的でどの作品にも驚かされる。私たち日本人とは全く違う見え方がしているのだろう。そこの差異がまた面白い。

この映画を気に時代劇が見たくなった。
温故知新スタイル。