ティル・シュヴァイガーが本国で悪の組織と戦い大活躍するアクション大作(風)第二弾。
腕はいいが血の気が多くて単独行動や法律を無視した悪への制裁が問題視される刑事、というよくある主役のキャラ設定が前作よりもエスカレート。
いつの間にかくっついていた女判事とのベッドシーンに始まってティルのお尻が丸出しで二度も登場し、前作になかったお色気要素もわずかに加わり、ファンとしては嬉しいような余計なことしてくれたような。
なかなか良い味を出している相棒の活躍と、親子役での娘との共演は前作通り。
でもラストは前作のが軽くていいなぁ。人身売買、麻薬と扱うテーマは重いし、元相棒との抗争や仲間の裏切、身内への復讐と悲劇も起こりつつあくまで力を抜いて頭を空にしてティルのかっこよさを味わうB級アクションというのがシリーズの魅力だと思うので。
三作目も本国ではこの春上映されたとのこと。万人にお勧めできるようなクオリティではないのだが、個人的には早く見たい。
