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円卓の騎士のmichiのレビュー・感想・評価

円卓の騎士(1953年製作の映画)
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楽しみにしていたミクロス・ローザ音楽のナイトものでした。やっぱりかっこいいです。ローザ作品で似てる曲がたくさんあるけど、どれも好きだから良い。
しかし、ナイトの話で、この音楽で、ロバート・テイラー主演で…となると、そのうち『黒騎士』と記憶がごちゃごちゃになりそう。

アーサー王の王妃を演じたエヴァ・ガードナーが息をのむ美しさです。今まで観た中でもダントツで美しいと思いました。
一方、アーサー王のメル・ファーラーはたまに驚くような大根ぶりを披露するので面白かったです。

友情とかロマンスとかごちゃごちゃしながらもそれなりにおもしろかったのに、最後の1分で、はぁぁぁ??となりました。アーサー王伝説とか、そのあたり疎くてよく分からなくて…すみません。パーシヴァルがピュアな好青年でできるやつなのは分かったけど、ランスロットが決闘した直後の気持ちが昂る中で、突然神のお告げみたいなのが出てくるあの終わり方で力が抜けてしまいました。

騎士たちはみんな馬とお揃いの色鮮やかな服を着ていて見ていて楽しいです。この時代の映画でよく見る馬上槍試合がおもしろくて、いつか生で見てみたいものです。
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