プリンス

ブラインド・フューリーのプリンスのレビュー・感想・評価

ブラインド・フューリー(1989年製作の映画)
4.3
先日、クソ映画除霊に失敗して、人気ユーザー入りがまた一歩遠のきました。プリンスです。
今回はお口直しの名作です。
ブラインド・フューリー。
始めに言っておきます。お約束事でありますが、ジャケットの忍者風なキャラクターは何処にも出てきません。さて、本編です。ベトナム戦争で負傷して視力を失なった、狂った伯爵ルトガーハウアー。何も見えん!何も見えんのじゃあああ!と、ジャングルを彷徨ってる所を原住民に助けられます。そこで何の脈絡もなく、剣術を教わる事になるんですね。
時は流れて20年後(随分経ったね)杖をカタカタと突きながら放浪するハウアー先生。かつての戦友宅を訪ねるところから、事件が起こります。戦友の息子さんを戦友の元へと連れて行くとゆう、ロードムービー的な展開になる訳であります。こんな役どころ、ハウアー先生には合わないだろ!と、ファンの皆様、心配はご無用です。ハウアー先生、盲目なはずなのに狂った目付きでジリジリハアハアやってくれます。目が見えないとゆう事で石を食わされたりとコミカルなシーンもありますが、なんだか怖い!!色々とありまして、最後はラスベガスのギャングと対決する事になるのですが、、、出ました。刺客として雇われたジャパニーズ。スーツと日本刀でキメた、パパコスギの登場です。なかなかの悪人顏で、存在感ありますね!そんな悪人顏二人の刃物対決は、なかなかヨロシイ!!
最後はなんだかホロリとさせるいい話。
色恋沙汰には興味ない
人の幸せにも興味ない
銃器より刃物
血圧が低くて朝起きれない
そんな貴方に、処方致します。
用量、用法を守って観れっ!
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