ルトガー・ハウアーが座頭市を演じるだなんて、私にとってまさにDCT案件。内容もかなりオリジナルシリーズへの愛が感じられる作りになっていて、座頭市ファンならウンウンと頷き微笑ましく観られるシーンが盛りだくさん。RHの哀愁溢れる存在感は流石で、役作りも勝新をかなり研究している様子が伺える。彼もやっぱり声がイイ。本作はさらに(市とは関係ないけど) Special Appearance SHO KOSUGI／ショー・コスギなので尊くて嬉しみが深い。本編に登場しないパケ絵の忍者はたぶん安直なコスギさんのイメージに違いない
ぶっちゃけ全体的な完成度はさほど高くなくて軽薄な印象は拭えないけど、ただそれも含めてB級アクション映画のど真ん中を行ってるので好感度がすこぶる高い。
Shit! Fuck! Shitfuck!! と言うセリフの字幕『クソ！ファック！ファックソ！』ってのが最高にフルってる。BRAVO！
