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ディーパンの闘いのkissenger800のレビュー・感想・評価

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)
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難民支援協会(JAR)が【難民を描いたおすすめ映画 30作品(自宅鑑賞可)】ってラインナップを紹介していて、これも入るべきでは。って思い出したので2年半前に見たときの感想を……。

最後のシーンの意味はAだよねえ、と思っていろんな映画サイトを見に行くとAっていうところもBっていうところもあって、個人的にBなんてナイーブな解釈があるかよ、と思うのですが、なにしろB説をとる書き手はほぼ100%の確率で“いきなりああいう展開になってガッカリ”って言うわけ。おいおいそこに至るまでの監督の手腕からして、あの結末が意図して設計されている可能性についてガン無視ですか、やれやれ。という顔文字のような表情になるわけです。だからBのわけがなくてAだっつーの。その証拠に……って書いたらネタバレ回避してきた甲斐がなくなるので書けないですけど。

なんかね、移民の話だよね。ぐらいの認知で映画を見始めたので、移民というか難民の話か、違うか家族を偽装する三人の話か、いやそうじゃなくて異文化になじんだ矢先に何か起きる系か、あれ、そうでもなくて。
などなど、予測がことごとく裏切られていくので予備知識なしで映画を見る機会もたまにはいいな、と思いました。
あと映画の結末についての感想を探しているとき「意外な巨乳」ってフレーズに遭遇して、しょーがねえな、ぜんぜん本筋と関係ないじゃん、しかも一瞬映るだけじゃん、でもあそこそう思うよねえ。と自分のなかのダメ男子が顔を出しかけたので抑圧しておきました。
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