ゆきゆきて追悼のざわめき

神のゆらぎのゆきゆきて追悼のざわめきのレビュー・感想・評価

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
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「エティエンヌ、飛行機が落ちたの。病院へ行くわ」

エホバの証人の信仰家庭に生まれた看護師ジュリーを軸に、様々な登場人物の優しさが交錯する。決してエホバ批判ではなく人間の拠り所の不確実さを思わされる作品。個人的に苦しかった。奇跡はいつどこで誰によって見出されるのか?
一方で映像自体は佳作の文芸映画然としていて、あんまり言うことがない感じでした