まにし

神のゆらぎのまにしのネタバレレビュー・内容・結末

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

白血病を患った青年には輸血が必要だった。ただ、信仰心の厚い青年にとって、死後楽園で永遠の命を得るためには輸血をすることは許されない。選ぶべきは、現世での生か、死後の生か…。

そんな誰も答えられない問いかけに、それぞれの登場人物が持つ“神”を軸にゆらぐ想いが交差する。余韻の大きい素晴らしい脚本。

私個人としては、“神なんていないんだ”とこの映画は伝えたかったのではないかと思う。なぜなら、今日も飛行機は落ちるから。
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