信仰を持つことはもちろん自由だが、輸血ができないなど社会的な問題を抱えてまで自ら生きづらい人生を選択するとは。信仰を持たない身としてはどうしても理解しがたい。またエホバが異端という考え方も自らを正統と名乗るキリスト教の流派から見てということになると、泥試合という印象。
グザはあいかわらずよかったし、彼が好きそうなテーマで出演を懇願したのもわかる。廃退美的な作品かと思っていましたがそんな雰囲気はなく、輸血を拒否する婚約者と出来事の重なりあいで解脱する話と理解しました。まさに信仰の揺らぎをテーマにした作品でした。
