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グランドフィナーレのodyssのレビュー・感想・評価

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)
2.0
【失敗作】

著名な80歳の音楽家(マイケル・ケイン)は、アルプスのリゾート地で余生を送っている。そこに英国から、女王陛下の記念式典で楽団の指揮をして欲しいという要請が来るが、すげなく断ってしまう。

彼の周囲には、娘(レイチェル・ワイズ)や老音楽監督(ハーヴェイ・カイテル)がいて、彼の話し相手になるほか、様々なちょっとした事件が起こって・・・

この監督は筋書きで勝負するタイプではなく、一種芸術性で勝負するタイプなのだが、今回はそれが成功していない。

有名俳優を何人も集めたわりには印象が薄く、見て数日たつとおぼろげで切れ切れのシーンしか記憶に残らない。

残念な映画。
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