非常なる感銘を受けた「グレートビューティー/追憶のローマ」の監督作品と知り喜び勇んでレンタル。
気体はマックスだったのだが・・・
掴みの映像はOKだったけれど、英語圏俳優の英語劇だったからなのか、空気が良すぎるスイスアルプス保養地が舞台だったからなのか、「グレート・・」ではピタリとはまっていた演出ギミックが全て上滑りしているようにしか感じず、クライマックスのオーケストラ演奏・歌唱シーンにはちょっとだけゾワゾワしたものの、感興という点では何ら迫ってくるものはなかったとしか言えない。
パッケージには
「カンヌが、世界が〈最高傑作〉絶賛!! 現代のフェリーニと称えられる監督と名優たちが織りなす人生賛歌」
とあったので、そうは感じなかった自分は哀れな映画通気取りというところなのだろう苦笑
まぁしょうがない・・