グランドフィナーレという邦題で、youthという原題だが、珍しく邦題が素敵だなと思った。白秋世代、はたまたそれより上の年齢になり、昔からの友情、家族、それまでのキャリアについてなど、非常に幅広い話題…
>>続きを読む”グランド・フィナーレ”とは、演劇用語で舞台芸術の最後の場面、物語の大団円を指す言葉。
本作はまさしく、”人生の大団円”をどう迎えるかという映画でした。
舞台はスイス・アルプスの超高級ホテル。
…
マイナーヨーロッパ映画らしい気取った意識高い系イミフ映画!制作側の自己満足系。
独特の世界観は癖になるというか惹かれるものがあったけど。
スイスの裕福層向けのホテルが舞台。だけど幸せそうな人は一人…
スイスアルプスの高級ホテル。滞在している富裕層の誰もが物憂げで、無為に過ごしているようでもあり、真摯に自己に向き合っているようでもあり。
面白いとか面白くないとか、そういう映画じゃなかった。
2時間…
ゲーテのロマン主義を、ダリが実写化したような、文学的な作品かしら。
…と、小難しい事を言ってみたが、全体的に美しい。
随所、シニカルとミステリアスな部分が散りばめられており、面白かったなぁ。
邦題…
引退した指揮者の晩年。
終わり、また始まっていく“生”
ずっと静かに進んでいくので
やや退屈さはあるものの
あのリゾート地の美しさと
人の心が洗われていく感覚。素晴らしい。
レイチェルワイズの立ち…
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