劇場で観たのですが再鑑賞しました
劇場鑑賞後も私の頭の中では戦争が続いていました。
日常に戻るのにとても時間がかかった映画の一つでした。
今回初めてユダヤ人なのに殺されたユダヤ人を始末する仕…
このレビューはネタバレを含みます
サウルが何故あれ程までに、実の息子でない少年の埋葬に奔走したのか。最後にサウルが微笑んだ意味は何だったのか。観る人によって様々な見解が生まれてくるでしょうね。彼は死ぬ前に生きる希望や幸せを感じること…
>>続きを読むすごい!これはすごい!
野火を観た時「今までにないリアルな戦争映画」と思ったけど、全然上回る。
何がすごいって、ほぼサウルしか映ってないのだ。サウルの顔、頭、肩越しのぼやけた風景と、音だけで描かれる…
これはすごい
映像、ストーリー、演技において
今までこのようなユダヤ人を描いた映画はなかったのではないでしょうか?
ゾンダーコマンドといわれる、強制収容所で仕事をさせられるユダヤ人
一定期間働か…
すさまじい映画だった。殺人が単なる作業として処理されていく収容所の恐怖を、極限まで被写界深度を浅くしたショットによって映し出すカメラは、観客の想像力を刺激すると共に、限界まで感情を押し殺したゾンダー…
>>続きを読む【年間ベスト級映画・「真のアウシュヴィッツ」】97点
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監督:ネメシュ・ラースロー
製作国:ハンガリー
ジャンル:戦争
収録時間:107分
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20…
このレビューはネタバレを含みます
ハンガリー映画なんか観たこともないが、この映画はハンガリーにしか作れない映画だ。
ひたっすら、基本的にはサウルの顔元を離れないカメラに悲劇の断片が写り込む作りは今までにない感覚。
ユダヤ人を騙し…
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