LoveAnimal14

ロブスターのLoveAnimal14のネタバレレビュー・内容・結末

ロブスター(2015年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ヨルゴスで夜を過ごす。

え?

ヨルゴスで夜を過ごす。

なんて?

ヨルゴスで夜を過ごす。


大事なことは2回書きますが、意味のないことだったので3回書いてみました。


たぶん、暑さのせいです☀️



いやぁ、ちょっと失敗だったなぁ〜💦

やっぱり鑑賞の順番って大事だね。
先に「籠の中の乙女」と「聖なる鹿殺し」みたいなエスプレッソ飲んじゃってるから、この「ロブスター」はまるでアメリカンみたいな味わいだった☕️
でもね、カフェインの量を比べると…実はエスプレッソよりアメリカンのほうが多いんだって💦
そう考えると、この作品は"羊の皮をかぶった狼"みたいなものなのかもね🐏
いや、"狼の皮をかぶった狼"かな🐺

…それ、ただの狼ですやん(¬_¬)!!

かぶると言えば、マスク。マスクと言えば"キン肉マン"。キン肉マンってあのマスクをとったら、素顔はめっちゃ…


…もう、やかましかーーー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

はよ本題に入れよーー!!


ウィッス👌



サラすじね。

家庭を持ち子孫を残すことが義務づけられた世界。妻に捨てられたデヴィッドは社会のルールに従い、町はずれのとあるホテルへと送られる。
そこでは45日以内に配偶者となる相手を見つけなければいけない決まりがあり、見つけられなかった場合は動物に姿を変えられてしまうのである。
デヴィッドは配偶者選びに奔走するものの、期限である45日目前で独身者が暮らす森へ逃げ込んでしまう。
その森では独身者のリーダーが決めた「恋愛禁止」のルールがあるのだが、デヴィッドはそれを破ってしまい"近視の女"と恋に落ちる。はたして、彼の運命やいかに…。


ま、こんなお話💁🏼


…て、いや…どんな話やねん💦


ヨルゴス、相変わらずとんでもない話思いつくなぁーー🙄
なんちゅう設定やねんって思う反面、めちゃくちゃ面白そうやないかい!!ってワクワクするやんかぁーーーヽ(´▽`)/✨


ヤバッ💦もう好きになっとる😆♪



🔹ここテストに出ますよ!🔹←なんのテスト?

*独身者はホテルに収容され、45日以内に相手を見つけられないと動物に変えられる
(独身者はパートナーを得るべく、相手との共通点を見出すことに必死)

*ホテルから脱走した独身者のコミュニティでは、恋愛は禁止である


ヨルゴス、どんな頭の構造してんのやろ?
よう、こんなこと考えるわ💦
なんで動物に変えられちゃうのさ🤷🏼
…ってか、人間より動物を下に見とんのか?
あのね、人間のほうが動物より愚かな生きものだよ?戦争や人種差別や…馬鹿げたことをずっと繰り返してるどうしようもない生きものだよ?
動物はパイズリなんてしないでしょ?
ホント、人間っちゃ恥ずかしい生きものやわ💦
動物のほうがぜんぜん尊いわ🙌✨


でね、主人公のデヴィッドはホテルのマネージャーの女から、万が一のときは何の動物になりたいか問われて…"ロブスター"を希望するの🦞

理由は…*100年以上生きる→(いや、どんだけ長生きしたいねん!!)
*貴族のように高貴である→(憧れかっ!!)
*海が好きで10代の頃から水球や水上スキーが得意→(知らん!!)
*生涯を通して生殖可能である→(いや、どんだけまぐわいたいねん!!)

エンドレス絶倫おじさんですやん🤣💦



ボクなら、もし動物に変えられるなら…イルカ🐬がいいな♡
あ、野生のイルカね。
人見知りだから、イルカショーのイルカはお断り🙅🏼‍♂️
人間のためにジャンプなんかしたくなーーーーーいƪ(˘⌣˘)ʃ


でね、主要人物たちがね、みんなクセ強めでいい感じなんだよね🤔

まず主人公のデヴィッドは髭ヅラの小太りで冴えないおっさん。
それを筆頭に、近視の女、足の悪い男、滑舌の悪い男、薄情な女、独身者の絶対的リーダー、できるメイド、鼻血を出す女、鼻血を出す女の親友…

鼻血を出す女は、わかるわい!!

鼻血を出す女の親友て、なんやねん💦

その親友は何出せばええの?

鼻毛でも出しますか…?



パートナーを見つけるために共通点を見出すことに必死になるみなさん💁🏼

デヴィッドは薄情な女とパートナーになるために、自分自身も薄情になっちゃう→(なんでやねん💦)
足の悪い男は鼻血を出す女とパートナーになるために、自分の顔を机に打ちつけて無理やり鼻血を出すというクレイジーぶり→(なんでやねん💦)

デヴィッドは薄情な女と一旦パートナーになるんだけど、諸々あって破局💔

足の悪い男は鼻血を出す女とパートナーになるんだけど、共通点が「鼻血を出す」って…どういうことなん∑(゚Д゚)!!
2人並んで鼻血出してたら、それで幸せなんか🤣?


そもそも、そんな共通点って大事なんかな?
「花束みたいな恋をした」での麦くんと絹ちゃんもあり得ないくらいの共通点で意気投合して、マッハで恋愛に発展したけど…(¬_¬)
共通点ってのはあくまでもきっかけのひとつであって、それそのものが関係を持続していくために絶対に必要なものではないはず。
うちの夫婦なんて、出会った頃はまったくの真逆で共通点なんてほとんどなかった。

ボク→不真面目、バカ、短気、チャラ男
奥さま→真面目、賢い、おっとり、清楚

でも、なんやかんやで31年続いてるもんね( ˘ω˘ )

…ま、それはひとえに奥さまのボランティア精神のおかげなのかも🤣♪


そういえば、恋愛→結婚→出産→育児がワンパッケージだった時代とは異なり、最近では妊娠出産を伴わない自由恋愛が可能な時代。
結婚にこだわらない若者が増えているのも事実。
今のそういう若者には、この作品はどんなふうに響くんだろ🤔?

「あ、ボク…動物に変えられちゃってぜんぜん大丈夫なんで。そもそも結婚願望もないし、恋愛もめんどいっすもん。なんならセックスするくらいなら、自分でしますわ。」

…って、やかましわ‼️

君みたいな草食男子は、アルパカにでもなりなさい(¬_¬)


冒頭にも書いたけど、"籠…"や"鹿…"に比べるとややパンチが足りないように思えてしまう今作だけど、そこはやはり安定のヨルモス・ランチモス監督♡
変態具合にブレはなし(((o(*゚▽゚*)o)))


唐突なバイオレスもあれば、メイドがデヴィッドの股間に腰掛けてお尻をスリスリする謎エロシーンや、ホテル内での支配人夫婦のキテレツ歌謡ショー。
見た目がヒッチコックみたいな旦那のオペラみたいな歌唱力よ🤷🏼
それ必要なんか?(笑)


ゾワッとするシーンも、やっぱり満載だったりするんだな…これが♡


今作、キャストも豪華で…主人公デヴィッドをコリン・ファレル。
近視の女をレイチェル・ワイズ。
滑舌の悪い男をジョン・C・ライリー。
足の悪い男をベン・ウィショー。
鼻血を出す女をジェシカ・バーデン。
ホテルのマネージャーをオリヴィア・コールマン。


そして、独身者のリーダーを演じるのがボクの大好きなレア・セドゥン🧡
(ボクはレアが好きすぎて、どうしてもセドゥじゃなくてセドゥンって呼んでしまいがち🤷🏼)
森の中で薄汚れたポンチョを羽織ったワイルドな女リーダーなんだけど、やっぱり美しいレア・セドゥン♡
リーダーゆえにいつも命令口調なんだけど、ボクもなんか命令されたい!!
「私の片乳を見ろ!」とか、命令されたい🙌✨


そんで、メイド役のアリアーヌ・ラベドって女優さん…はじめましてだったんだけど、ちょっとストライクガールだった♡
でね、なんとなくググってみたら…。

ヨルゴスのワイフやないかーーーい💦

奥さんにあんなスリスリメイドの役なんかさせんなよーーー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

ヨルゴスもやってもらってんのかい?

う、うらやましくないんだからね😝


デヴィッドが"独身禁止"の世界から"恋愛禁止"の世界に居場所を移し、はたしてどのような末路を辿るのか?

なかなか意味深なラストを、ぜひみなさまの目でお確かめくださいませ💁🏼



もう認めざるを得ないな💦

好きだ‼️ヨルモス・ランチモス♡
変態な映画を撮ってるんじゃなくて、ホンモノの変態が映画を撮ってんだね🤣♪
それでもこの世界観に魅了されてしまってるボクも変態なのかな?

とにかく、今後も新作が上映されるたびに気になってしまう監督のひとり。


それが、ヨルゴス・ランティモス監督♡



ウェルカム、変態ムービー🙌✨




ちなみにボクはロブスター🦞よりエビフライ派🍤
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