つるみん

タッチ・ダウン'90のつるみんのレビュー・感想・評価

タッチ・ダウン'90(1986年製作の映画)
3.7
【Can you get open?】

3500本目のレビューはもちろんロビン映画。

当時『遊星からの惑星X』で人気を博したカート・ラッセルと共にW主演で挑んだスポ根ムービー。

威風堂々の曲から始まる本作。しかし威風堂々とは真逆の情けない姿、自信を無くした姿のロビン・ウィリアムズが画面に映る。13年前の大学アメフトで試合を決めれる大事なボールを落としてしまい、それがずっと心残りであった。周りからも「あの時の…あれがなければ…」と笑われ続けた13年間。
そんな彼に対し、自信を取り戻す唯一の方法は再びアメフトの試合をするしかない!と落としたボールをスローイングしたカート・ラッセルも巻き込み、再試合をするというスポ根。

だからやってる事はアダム・サンドラーの『アダルトボーイズ』と変わりないけど、こちらは感動を誘うような作りに一応なっている。

練習再開時にエアロビクスやエゾジカの剥製の雄叫びだとか笑えるシーンも少ないがあった。


個人的に感動したのは、泥だらけのロビン・ウィリアムズが覚悟を決めるシーン。笑い者は、ずっと笑い者のままなのか?そうはなるまいと自分自身に打ち勝とうとするあの目は痺れる。

ロビンファンとして観て良かった一作。

あと親指をおでこにつけて、握手するやつやってみたい!!

ちなみに本作は『明日へのタッチダウン』という邦題もあります。
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