片腕ファルコン

ちはやふる 上の句の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)
3.6
春休みだからでしょう、女子高生がいっぱいの中、、オッサン1人で鑑賞!!隣はきっと広瀬すずのような……まさかの両サイドオッサン!!オッサン3つ揃いました!フィーバー!!

そんな事はさておき、噂の『ちはやふる』…開始1分くらいからもう面白かったです!!原作知らないですけど姉がタレントという事で広瀬アリスがその姉役をやってる演出がニクイ!

いやー、かるたがあんなに激しいゲームだったとは目からウロコの連続でしたよ。。

部活が[かるた]に変わっただけで基本的には『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ロボコン』辺りの青春スポ根映画と何ら変わりはございません!!

キャラクター設定がそれぞれ味があってしっかりしてましたね!!まぁ広瀬すずは天真爛漫で制服姿、ジャージ姿が拝めるだけでありがたかったのですが…やっぱり一番魅力的だったのは[机くん]ってヤツでしょう。所謂、ガリ勉、面倒くさそうなヤツなんですが…憎めないんですよ!多くの男子生徒は野村周平にいくら自分を重ね合わせても投影する事ができず、、机くんに感情移入する事でしょう。。スラムダンクで言うとメガネ君に投影するように。。いいよ、彼。(隣のオッサン、泣いてましたよ!!)

そんな感じで個人のキャラは素晴らしいもののキャラとキャラの繋がりの部分の説明描写が若干弱い気がして、何度か山場で登場する真剣佑君のエピソードを出されてもいまいちピンと来ませんでした。。まぁ後編も見て初めて深みで出てくるのかもしれませんが。。

それにしても競技かるたのルールがイマイチ分からなかったのですが…
・とるべき札がある周辺の札もろとも一斉にハジかれてたのは…OKなんだろか。。
・一回戦とか大人数でやってて審判は1人くらいだったのですがもしのび太とジャイアンみたいな人が対戦してたらいくらでもお手つきを不正できるような気がするのですが。。まぁそこは古き日本の文化の冒涜に値するので大会にでるような人はそんな事しないとは思いますが。。

とにかくかるたの常識が変わりました。。どなたかかるた勝負しましょう。。百人一首じゃなくて普通のが良いです。。