siorinn汐鈴

X-ミッションのsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

X-ミッション(2015年製作の映画)
2.8
原題は「Point Break」なるほど、最後まで見てなぜ「Xミッション」という邦題にしたのか少しだけ理解できました。

話的には、少々無理があり、伏線も感じられませんが、それを持っても余りあるスタントの素晴らしさ。
映画館で、お隣はつえを持ったおばあさんだったのですが、あまりのスタントの凄さに「ああああっ!」と数回叫んでおられました、2D上映でもそうでしたので、かなりの見ごたえあるスタントとカメラワーク。

それ以上に魅力的だったのは、主演のユタ役のルーク・ブレイシー。
彼に絡むボーティにはブルネット黒目のエドガー・ラミレスを配するなど、金髪蒼目で彼が引き立つようなキャストに感じましたね。

サーフィンやスノボなどのシーンはもちろんプロのスタントやサーファーの方とは思いますが、ロッククライミングシーンなどはかなり練習したのではなかろうかと。

プライベートではセレーナ・ゴメスと交際のうわさがあったり、なかなか賑やかな方のようですが、鍛え上げられた肉体と美しい筋肉に目が奪われました。
彼に負けてないのが、テレーサ・パーマー(「明日、君がいない」)の素晴らしいスタイル。
二人の素潜りシーンは絵にしたくなるような美しさでしたよ。

アクションも、バイクスタント、空中をモモンガ飛び、サーフィン、果てはファイトクラブもびっくりなシーンもありますので、アクション大好きな方には是非と思います。

余談ですが、映画館は男子中学・高校生の子たちが集団で見に来ていて微笑ましかったですね。
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