じゃっく

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬのじゃっくのレビュー・感想・評価

3.6
宮藤官九郎監督・脚本のハイテンションコメディ。
長瀬智也と神木隆之介のダブル主演。

観る気もなかったので、積みDVDになっていた本作。
全く何のきっかけか分かりませんが、目に付いたので視聴。

神木隆之介演じる普通の高校生大助は、修学旅行中のバス事故で命を落とす。
気がつくと、そこは地獄。
好きだったあの子に会うため、長瀬智也演じる地獄図(ヘルズ)のボーカル、キラーKらと輪廻転成で地獄を出るために奮闘する。

クドカンワールド全開のコメディ作品。
地獄や死を肯定的に捉えつつ、
最後はちょっと感動させてくるあたりがクドカンらしい。

しかし神木隆之介って、あまりに中性的な顔をしてるので冒頭何度か「おばさん」ぽいなと思ってしましました。
いや、悪い意味じゃなくです。
ですが、ファンの方すいません。


個人的には我慢汁役で2秒だけ出演の中村獅童や和田じゅんこ分身役のマーティフリードマンやROLLY、鬼ギタリスト役のCharなど友情出演枠がイカしてた。
意外に死神オンナの尾野真千子もいい味だしていましたね。

テーマだけを紐解くと重い話だが、クドカンのライトなエンタメとして軽く観られる娯楽作品でした。

音楽も良いので、多少音が出せる環境で視聴をオススメします。

それにしてもヒロイン役の森川葵は最初は微妙かなと思いながらも
「噛めば噛むほど良いな」と思う不思議な女優さんでした。
じゃっく

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