1999年の映画版を20年越しに初鑑賞。
ジョニー・リー・ミラーとアレッサンドロ・ニヴォラの演技をようやく見ることができたのだけれど…演出と脚色の問題だろうか、ソープオペラ風の品のない仕上がりで自分とは合わなかった。
2007年のITV版はそんなことを1mmも思わなかったのに。
今回のヒロイン像に好感を持てなかったのも大きい。
世間知らずの我が儘な女性にしか思えなくて、寧ろメアリーの方が自己主張がしっかりしていて判りやすい人物像で興味深く。
エドマンドも煮え切らない人物に思えてしまったし。
ヘンリーは一目見た瞬間からちゃらくて判り過ぎ 笑。
同じ原作でも演出と脚色によって随分と様変わりし、その受け取り方まで変わるものなのだと実感。
時を経て鑑賞できたことは嬉しかったけれど、なぜずっと日本未上陸のままだったのか少し理解できるような気がした。
