映画としては監督がいかに映画を愛しているかよくわかった。こんな撮り方があったとはって感じで。
ただ、それはすごいんだが私は映画評論家ではなくてただの映画好きやからどうしてもいち視聴者としての目線で見…
タクシーの車載カメラと姪のハンディカメラで、タクシーの中から撮影した映像だけで構成された映画。乗車してくる人やタクシーの周辺にいる人達の様子をただひたすら描く。彼らは皆、せこかったり、怒りっぽかった…
>>続きを読むまず相乗りが普通なので文化の違いに驚いた。日本で言うところの普通2種免許など必要ないのだろうか。映画の上映のような芸術や思想の表現には諸々の規制があるのだろうが、それ以外はきっと大雑把な国なのだろう…
>>続きを読むタクシーの中の出来事
ストーリーがあるわけでなく、あるタクシー運転手(映画監督)の日常
イランの女性はうちに籠るイメージだったけど、まあよく喋る。議論する。
死刑制度とか上映映画の決まりとか、
興味…
タクシー運転手に扮した監督が映しだすイラン。
淡々と進んでいるようで
どれも重要なシーンで
ラストにエッ!!って
目が覚める。
コミカルでいて、とてもシリアス。
監督がどんな人物で、
どうして…
初の実写イラン映画。
最初は、テヘランの日常が描かれた映画だと思って観ていた。日本とは環境が大きく異なるイスラム教の国で、どんな空気なのか、どんな人が住んでいるのか全然想像できなかったけれど、こう…
“映画はどれも観る価値があるよ”
それがどれだけ綺麗事を語っていたとしても
それがどれだけシビアな現実を写し出していても
辛く苦悩する映画も幸福や夢をくれる映画も
観ることが重要なんだ。
知ろ…
反体制的な創作活動により
これまでに2度も逮捕され
86日間の拘留も経験し
映画製作、脚本執筆、海外旅行、インタビューを
2010年より20年間、禁じられている
ジャファル・パナヒ監督
映画製作…
パナヒ監督が政府から20年間の映画製作禁止を命じられているなかで作られた作品とのこと。これは映画じゃないから!車載カメラだから!
自らタクシードライバーになって、イランの街で出会う乗客との会話を映し…
イランの現状や監督のメッセージが分かりやすく伝わってきた。
それを、あくまでドキュメンタリー風な手法で撮っているところに面白味と反骨精神を感じる。
また、色々な人達が様々な目的地に向かうタクシー…
(C)2015 Jafar Panahi Productions