髪がほわほわしてないシリアスなアイゼンバーグが新鮮、且つ良かった。
「わたしは最悪」がその年のベスト級にブッ刺さったので監督を深掘りしたくて鑑賞。
共通してヨアキム監督はやっぱりなんかヤバい。語彙が死んでるけど本当になんというか、うまく言い表せないけど感情だけは撫でられて鳥肌が立つような心地だった。
観る人によっては「だから結局なんなのこの映画?」と言われようとおそらくうまく言い返せないし、なんならよっぽど心に余裕がなければ自分だってそう感じる可能性がある。せめてそうならないようちゃんとこの映画を味わう感性だけは持ち合わせて生きていたいものですねと思うよ。
追記:「わたしは最悪」パンフやネットインタビュー記事など目を通してみて、やはり根本的に愛が深くて、自分だけでなく他人の人生も丁寧に捉えて尊重してらっしゃるのが伺える。比べるものじゃないがラースフォントリアーより推せる。