劇場鑑賞以来、久しぶりの再見。ちなみにジェームズ・ワン監督については、過去作2〜3本しか観ていない弱者です。
豪快な大盛り加減と話の強引さは、図らずも主人公アクアマン…もとい、ジェイソン・モモアのキャラクターに合致してるように思えて、概ね好意的に見れてしまう。w …というか、ガル・ガドットのワンダーウーマンと並んで、キャスティングのミラクルな説得力こそ最大の強みだよな、と改めて思った。あのゴールドとグリーンのコスチュームが様になっちゃうんだもん！
（ボリュームに関しては、同年公開だった「エンドゲーム」への対抗意識も、多少なりあったのかな…？）
ただこの主人公、がさつマッチョなようで実は既に“出来た”人物な為、（成長）ドラマの余地がほぼほぼなく、そこが「予定調和な敗北→お使いクエスト」の流れと相まって、中盤はやや退屈に感じた。ラスボスに当たる弟の「地上侵攻」に対するモチベーションが、セリフで言わせてるだけ、に感じるのもイマイチ。
けれどクライマックスの「海底大戦争」のメガ盛り・馬鹿・フレッシュな絵面で、やっぱり満足させられちゃう！！w 大蟹部隊のインパクトたるや…！！w
