れもなぎと恋を

水着の女王のれもなぎと恋をのレビュー・感想・評価

水着の女王(1949年製作の映画)
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衣装が「ペラペラであることが効力を発揮している」系の映画。衣装の重厚感は大切だけどある程度そうじゃなくても平気なのだ。

繋ぎの絵が大事なことがわかる…
①クラブの看板
②ずっと踊り子が踊ってる(ただの平面のスタジオ)
③ラストだけお客さんの絵
これで①がなかったら何もわからないって話だぜ!

馬もたくさん出てくるんだけど、これ1つも合成してないの?49年?合成できないじゃん?え?全部やってんの?って毎回なる。わかっててもなる。どの映画でも毎回誰か死んでそうと思っちゃう。馬って頭いいんだな。

そうじゃなくてもロングショットの固定カメラでずっと踊ってるのはなんなの?役者ありきだな!すげえなー

水面の光すごい綺麗なんだけどフィルムなんだなーって思う。水って綺麗に移すの難しいのに。編集の力をむしろ信じないで照明とか役者を徹底させるんだな?わかっててもやばすぎ。

こんだけ技巧的なことばっかり買いてるけど、ストーリーはどうかって?
正直衣装と水が可愛すぎてストーリーなんかどうでもいいぜ!
でもこのストーリー、この可愛さがなかったらクソつまんなくなる。あぶな。

真似できない面白さなんだな。