チッコーネ

水着の女王のチッコーネのレビュー・感想・評価

水着の女王(1949年製作の映画)
3.5
本作ではエスター・ウィリアムズよりも、ザビア・クガート楽団の見せ場の方が、断然印象に残る。
アメリカでラテンミュージックが(欧州から逆輸入され)流行り始めた時期と、マーティン・デニーらのエキゾミュージックが旺盛を極めた時期の狭間に製作されている作品で、エスノならぬ、モンドの雰囲気が本格的に醸成され始めている。
その確認が可能という意味では、とても貴重。