高山佑貴

エベレスト3Dの高山佑貴のレビュー・感想・評価

エベレスト3D(2015年製作の映画)
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遭難事故の記事を読むのにハマっていたから見てみたが、映画としてはそこまで良くはなかった。

全体的にややエモ寄りで、ショットも顔が多すぎる。背景などが丁寧に描かれない人物の、感情がそこまでわからない顔で、役者頼みで演技させてエモーションを演出するのはリスキーである。
実際の遭難事故も、わかっていないことが多いので、その点ある程度脚色しているかもしれないが、そこそこ忠実に描かれているのではないだろうか。

この事故の後、酸素の大半を救助にあてて無くしたIMAX隊(エベレストの映画を撮るために集められた隊)が、捨てられた酸素の残りを集めてそのまま登頂したというゴイスーな話も別で映画化してほしい笑
次は「K2」を見るかも。