だいすけ

エベレスト3Dのだいすけのレビュー・感想・評価

エベレスト3D(2015年製作の映画)
3.8
つい最近アニメの「神々の山嶺」を観た
けど、こちらは実話だそうです。

「神々~」は個人の登山で
こちらは登山ツアー。

観てて思ったのは、大人数での商業登山は
心細さは減るけど、逆に1人でも体調不良
が出ると助けないといけない。

そして時間制限もあるので途中で下山する
決断も必要。
これが1番大事!
誤ると命に関わる!

【ここからネタバレ⚠️あり】

色んな不手際のせいで危険にさらされるし
(これは人災なので責任あり)
嵐にも襲われる
(これは天災なので仕方ない)

同じ災難にあっても助かる人もいれば
命を落とす人もいる。
どこで線引きされるんかなあ。
運もあるし、個人の生命力もある。

嵐の中、生還したベックを見ると改めて
そう思った。

最期まで生きようとしたロブと
帰りを信じていた妻のジャン。
2人の無線越しの会話が涙を誘ったなあ。

エンドロール前に亡くなった方々の
写真が。
ロブとジャン、そして娘サラの姿も。

改めて冬登山の恐ろしさを痛感した
作品でした。

マッキンリーの植村直己さんとか
今も雪山には亡くなった登山家たちが
眠っているんですね・・・合掌
だいすけ

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