キャトラーズ

オーバー・フェンスのキャトラーズのレビュー・感想・評価

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)
4.6
今考えると見ようと見ようと思いながら
6年も経ってしまった。
でも今見るべき映画だった。

数ヶ月前に地元に帰って仕事をしてる身として
身に刺さる部分が多過ぎた。
白岩のあの涙には
今の見窄らしい現状をいつでも抜け出せる、
どうにか頑張れば家族と仕事があったあの頃に戻れる、
そんな一つだけの希望が崩れ去り
ここで生きていくしかないことを理解した
涙でもあったと感じる。

どうやってもスタイリッシュな立ち方になるわりに
口から出る言葉がドクズな松田翔太のファッションが
ザ・イキり営業マンで笑える。
オダギリジョーと松田翔太の
ニヤニヤヘラヘラ喋る役No.1決定戦みたいな
スナックでの会話シーンがなんか面白い、
二人ともこういう演技良くするよな。笑

訓練校の人間たちの会話がめちゃリアルなんだよなぁw

ラストが正直ベタなんだけど
ベタがベタにならない温度で良かった。
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