アキラナウェイ

シャドー・オブ・ナイトのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
3.8
キターーーーーー!!
これヤバイやつ!!
Netflixの掘り出し物。
インドネシアのアクションもの。

イコ・ウワイス目当てで観たけど、今回イコさんは主人公の好敵手(ライバル)役。主人公はジョー・タスリム。この人、イコ・ウワイスと並んだら、顔が大きくて手足も短いから、イコさんのスタイルの良さが際立つんだが。

麻薬、武器、人身売買…アジアのあらゆる密輸を牛耳る犯罪組織"トライアッド"。選ばれし身元不明の男女6人、通称"6つの大海"が率いる最強の精鋭部隊がトライアッドの密輸ルートの秩序を守っている。彼らの掟は"皆殺し"。しかし、掟を破り、1人の少女を救い、仲間を裏切ったイトウ(ジョー・タスリム)は組織を追われる事になる。

イ…イトウ…!?
に、日本人なの?
インドネシア人のファーストネームなの?
何も触れられず、ストーリーはガンガン進む。

ていうか、ストーリーはもはやどうでもいい。
アクションが凄い。
ぶっ刺し、ぶっ叩き、ぶっ潰し、ぶった斬る!!
血がブシャーーーー!!血がブシャーーーー!!

マカオのクラブで華麗に立ち回るイコさん。
ワイングラス飲みかけの所を顔面パンチ!!
割れたワイングラスをもう1回顔面にぶっ刺して
ガラステーブルにぶっ倒す!!

精肉店を舞台にしたイトウことジョー・タスリムのアクションもすげー!!あの肉を引っ掛けるフックにぶっ刺されるの痛い!!「悪魔のいけにえ」的なあれ、痛い!!精肉店、刃物がいっぱいだし、血でグショグショだし、チェーンソーで脚が、脚が、ちぎれるぅーー!!

イトウの愉快な仲間達も、少女を守る為に20人ぐらい相手に大乱闘スマッシュブラザーズinインドネシア!!刺されるわ、撃たれるわで、いや、死ぬでしょこれ。いや、死なんのか。まだやるか。まだ立つのか。

正直、語彙力飛ぶわこれ。

女子ーズも出てきます。

"ロータス"という精鋭隊女子ーズのNo.3エレナとNo.5のアルマ。このアルマって女子が、ワイヤーの先に重りをつけたのをヒュンヒュン振り回してクルクルって腕とか首に回したら、ちょん切れるの。スケバン刑事的な。必殺仕事人的な。中二病患者としては萌えまくってしまう。

あかん。また語彙力飛んでるわ。これ。

何故かイトウを助ける謎のバイク女子が最後まで何者なんだかわからない。誰も説明してくれない。でも、ちぎれかけた小指は自分で引きちぎるのとか男前過ぎて惚れる。

最後はお約束の漢の決闘、イコさんvsイトウ。
もう満身創痍でフラフラしながら戦い続ける姿は圧巻!!

カッターがほっぺを!カッターがほっぺを!
お水飲んだらほっぺから漏れるパターンよ。

でもちょっと待って!!

漁村で助けた1人の少女に皆んな命懸け過ぎて、ちょっと引く。地球の命運がこの少女に懸かってるぐらいに皆んな壮絶に命懸けるやん。凄いやん。お茶飲んで冷静になった方がいい。

結局"6つの大海"の人物紹介なし。"ロータス"という女子ーズについても他のナンバーズは登場しない。"オールド・タイガー"っていう組織名も出て来たけど、名前だけ。大風呂敷広げるだけ広げて畳まないタイプ。

そこら辺はめっちゃ雑だけど、アクションが超グロくて凄まじいのでこの際本当にどうでもいい!!