ロビン

ヴィジョン 暗闇の来訪者のロビンのレビュー・感想・評価

ヴィジョン 暗闇の来訪者(2014年製作の映画)
3.3
妊婦さんは「霊感ヤマカン第六感」が鋭くなるのか!

交通事故で怪我を負い病院へ搬送されるイヴリー。
病院には夫のデイヴィッドの姿もあり、どうやら相手側の過失のようだけれど、相手の車の中には赤ちゃんが乗っていて残念ながら助からなかった。。
1年後、夫がワイナリーを始めるため、全財産を注ぎ込み自然に囲まれた渓谷にある一軒家とワイナリーを購入し夫婦で新居に越してくる。
そしてイヴリーのお腹の中には赤ちゃんが。
しかしながら、イヴリーは奇妙な出来事に次々と襲われ始める。。

ちなみにワイナリーに行くの大好き!
世界中のワイナリーを巡るのが夢。
冒頭のシーン観てワイン飲みたくなりワイン飲みながら夜中に鑑賞。
ワイナリーが出てくるのに加点〜笑

グロさも無いし怖さもほとんど無いけど、ちょこちょこ音でビビらせてくる!
音でビビらせてくる系はホント弱い。。
途中まで「これはちょっとつまらないホラー作品かな?」と思ったら終盤ヤッてくれちゃう。
爽快なぐらい怒涛の伏線回収が、かなり気持ち良い。

最後ちょっと不穏な感じを残しつつ終わるのも良い。

【ネタバレ】
  ↓







序盤にイヴリーの「事故相手が電話にも出てくれない」というセリフがすでに伏線なってたね。
つまり事故相手の顔を知らないということになる。
だから、セイディーに会って色々話しても気付かない訳だけど後で考えたら事故の話も彼女にしちゃってるんだよね、それってなかなかキツイよね。
そこのシーン観直したくなる。

それと自動車事故で子供を亡くして、事故の相手の女性が妊娠したらその子供をお腹割いて、取り出して自分の子供にしようとするの「屋敷女」のよう。
「屋敷女」は思いっきりお腹割いて子供取り出しちゃうけど~笑
しかしながら、過失は自分達にあるのにセイディー夫婦は逆恨みもいいとこなんだけどね。

あとデイヴィッドが呼び出したばかりに、巻沿え食らって死ぬ医師とセラピストとアイリーンは可哀想過ぎる。。

それとラストの伏線回収の爽快さにうやむやにされちゃったけど「怪奇現象(予知夢的な現象)は結局何が原因?」って感じでハッキリしなかった感があるのがちょっと残念。
やっぱり妊娠してる女性は「霊感ヤマカン第六感」がはたらくってことなのか。。
ロビン

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