いちじく

ヴィジョン 暗闇の来訪者のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィジョン 暗闇の来訪者(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ケヴィン・グルタート監督の『ジェザベル』がうろ覚えながら面白かった気がするので視聴。

交通事故をおこしてPTSDに悩まされていた女性だが、その1年後に妊娠。
夫婦はワインを造るためにブドウ農園に引っ越すが、そこで妻は超常現象めいた幻覚に悩まされることになる。
新居地で出来た友人の意見もあって最初は抗うつ剤を飲まない妻。しかし徐々にひどくなっていく幻覚からついに抗うつ剤を飲むようになる。
時は過ぎて出産間近。抗うつ剤を服用して順調に母体は育っていたが、疎遠になっていた友人の警告で薬の服用を中断してしまう。
夜になり友人が襲撃にきた。実は友人は妻がおこした交通事故の被害者で1歳になるわが子を喪っていた。妻の腹から子供を引きずりだして自分の物にしようとする友人。妻は自分が見ていた幻覚がこの夜の未来視であったことに気付く。


アイラ・フィッシャーに見覚えが。スタイルと感じの良いいかつめな顔の美人さんは誰だろうと思っていたが『ウルフ・ライク・ミー』にでてる女優だった。

B級感のあるシナリオだが1時間20分でサクッと見れて伏線回収の気持ち良い満足度の高いホラーだった。
特に椅子がずれるところが好き。
古い友人はただ殺される役。
ヘレナ・ノールはただいい人な霊感強い人。
友人(犯人)が抗うつ剤反対してたのはただ胎児への悪影響を心配してたからか。交通事故起こした罪の意識に苛まれていてほしいという欲求もあったのかも。
友人(犯人)の黒幕感が出始めからして強い。
変なヨガ教室はただ変なヨガ教室だった。
産婦人科医がなんで主人公の交通事故でのPTSDに詳しい?
不動産業者が本当に自慢した。
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