ゴンドリーが十八番の映像表現を封じ、挑んだ私的な本作は笑えて、十代のリアルな悩みや関心にもしっかりと目を向けている。おもちゃ箱を開けたみたいに魔法に満ちながら、大人の妖しさも醸し出す。新時代の『スタ…
>>続きを読むミシェル・ゴンドリー的なファンタジー表現は薄いが、シュールなギャグや可愛らしさは変わらず、楽しませてくれた
自分じゃ何も決められないけれどもエゴイストで、からかわれてばかりいるダニエルが、テオと出…
コメディなわけじゃないのに、劇場に響く暖かい笑い。僕も笑ったし、隣の人も笑ったし、平和で切実な通過儀礼のおはなし。
あるいは凡百の少年ロードムービーと紛れてしまいかねないけど、メタ的に言えば、それ…
試写会で鑑賞しました。
14歳の思春期真っ只中の二人の少年が、自作の小屋付きの車で旅に出る話。
いや、素晴らしかったです!
魅力的な登場人物が、誰しも持っている少年少女の壊れやすくも、いとおし…
14歳の思春期の男達の微笑ましいその姿と表情をしっかり捉えながら、そこにユーモアと笑いと散りばめながら、時に世知辛さも滲ませて描かれていくロードムービー。
観ていてとても面白かった。
物語の所々で…
警察官のセルフィーにサムライカット……爆笑です。
男の子に生まれたかったなぁとか、あの頃もっと冒険しておけばよかったなぁとかいろいろ考えてしまう。
ダニエルの、「みんなと同じがいいんだ。でも、み…