たた

グッバイ、サマーのたたのレビュー・感想・評価

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)
3.5
ダニエル「車を家の形にするんだ!良いことが2つある。警察もごまかせるし、中で寝られる!!щ(゜▽゜щ)」

テオ「分からないんだ、その考えが天才的なのか、バカなのか……(考)……天才だ!\(^o^)/」

いや、普通にバカだなーで終わっても良かったんだけど、そもそも中学生が自動車を手作りして旅に出ること自体がバカな考えなので、その括りの中で言えば、やっぱりナイスアイデアなのです!

コンプレックスに悩む画家志望のダニエルと、
破天荒で変わり者の転校生テオ。
それぞれ、家族ともあんまりうまくいってなくて、はぐれ者(?)同士、仲良くなっていきます。
夏休みに旅に出る計画を立てたものの、直前にちょっとだけ躊躇するんですよね。
その時に、30年後を想像して会話する場面が良かった。
「そう言えば子供の頃、旅に出ようって話したな」
「そう、それで結局行くのやめたんだ」
「…」
「…」
「よし、行こう!」

みたいな、後悔先に立った話。

はちゃめちゃと言うか、ぐだぐだと言うか、結局は後悔もあったかも知れないけど、
心に残る旅の思い出を抱えて、30年後、二人は何を話すだろう。



僕の場合はだいぶ大人になってからですが、あてのない歩き旅(国内)に出たことがあります。
野宿の時は、場所や人目に結構気をつかいました。
小屋を背負って行けばよかったんだな~
たた

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