トンボのメガネ

この世界の片隅にのトンボのメガネのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
5.0
最初にこの作品を観終わった時、何が起こったのか理解できず 茫然としてしまった。

ボーっと現実に戻れないまま映画館を後にし、街を歩いていたら、急に涙が込み上げてきた。

すれ違う人達に二度見され、ハッと我に返り、急いで涙を拭き平静を装うのだけど、涙が次から次へと溢れ出てくる。

街中で泣くなんて初めてで、恥ずかしくて堪らないのに涙が止まらない。
仕方がないので、しばらくの間 自販機の陰に怪しく潜んでいました。

本当に感動した時って、こんな事になるんだ…と衝撃を受けました。

人によって感想は色々あると思いますが、こんなにセンスのいい映画に出会ったのは久しぶりでした。本当に素晴らしい映画だと思います。

製作をして下さった監督をはじめスタッフの皆様、そして投資をして下さったファンの方々に、心より感謝申し上げます。

また、すずさんに会いに映画館に行きたいと思います♪

※このレビューを書いたのは2016年でしたが、この後3回は観に行ったかな。
こんなに魂に響いた作品は生まれて初めてだったかもしれない。

なんの情報もいれずに、この作品を映画館で観れたことは、本当にラッキーだったと思う。今見たら、当時の様な衝撃はないかもしれないけど、いつまでも大切な作品ですね。