「戦時中はみすぼらしくひもじい生活をしていた」と、今までずっとそう思っていました。しかし本作で描かれる戦時の生活はものすごく明るい。戦争ものといえば「ちいちゃんのかげおくり」「火垂るの墓」「はだしのゲン」と、陰鬱なイメージが強い。ゆえに「この世界の片隅に」はそれらと真逆の作品だったので衝撃でした!
すずさんが可愛い!ありゃ〜
細谷住正さん演じる周作さんがイケメン!どうしても水原くんと比べてしまうけど、周作さんは理解のある彼として良夫だと思います。
「明るい世界観」と書いたけれど、後半アメリカの空爆が始まってからすずさんは変わっていく。戦争への関心が一気に高まるようになる。人の死がここまで人格を変えてしまうとは、哀しくなりました。
義姉の径子さんとはずっとギクシャクした関係。姑の役を請け負う径子さん。終盤晴美ちゃんが亡くなってからは
続編を匂わせる終わり方。続き気になる。
ずっとずっと、ジブリ映画のように見続けられる作品であってほしいです。戦争はよくない。