「何も考えないでぼーっとしたままの私で死にたかった!」
終戦したときにすずさんが泣きながら心に叫んだ台詞が刺さった。
日常に飛び散る戦いの火の粉。
戦争をただの戦争ではなく、まるで人工的な災害みたいに暮らしを侵食するものとして描いている映画だ。
私はこういう戦争ものも初めてではないけれど、スタンダードな戦争映画しか観たことのない人たちに、この映画が広がるのは良いことだなと思う。
戦争映画というだけで嫌煙している人でも敷居が高くないんじゃないかな。
声が入る前からテアトル系で予告は観てて、のんちゃんがやると聞いたとき、イメージ湧かなかったけど、実際に聞いたらぴったりですごくよかった。
訛らせたらこの子の右に出る女優いないよ(笑)