さや吉

この世界の片隅にのさや吉のレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.5
強度のある感動では決してない。

日々の営みは、どんなに苦しくても続いていく。
生きている限り、明日は必ず来る。
新しい朝に、小さな暖かな灯がともるような、そんな感動だった。

つぎのひに、思いだしてまた泣いてしまった。

悲しくてもやりきれなくても、時々幸せなこともあって、近くにいる誰かを救ったり、その誰かに救われて。

日々の暮らしはそうやって続いていくことを知ると、また、明日もがんばろうって思います。
さや吉

さや吉