ねこじた

この世界の片隅にのねこじたのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
2.2
そのままの戦争映画。
この安直なわかりやすさがわかりやすく響き、共鳴を呼ぶのかな。
海の描写の捉え方、心象風景など、完全に個人の生理にすれ違う。
そして、戦争映画への否定的な感想の書きづらさを覚えてる。
涙腺の刺激は何時なのか待ってる内に、辻褄合わせで拵えたような灯りががともり、始まるエンドロール。
すすり泣きの聞こえる満席の映画館は、完全に部外者、感動出来なさには若干の申し訳ない思い。
あろうことか、誰かの着信音が響いて、ため息をつきそうになる。

それでも映画館に足を運ぶきっかけを作ってもらったのは、ありがたかったのよ。
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