主人公たちの生活に、徐々に戦争が侵入してくる様子が痛いほど伝わってくる。
カナザワ映画祭主催のブログに書かれていたが、戦争中に「戦争はいけないものだ」という考えはないのだから原題目線ともいえる反戦視…
http://www.gamespark.jp/article/2014/12/08/53550.html このレビューのような話でした。
話がマッチョになったら嫌だなあと思ってたんですけど、日常…
邦画よ、年末にえらい作品ぶっ込んできたな。不覚にもやや涙腺が・・・
終戦と戦後を背景に、おっとりしてて、でも優しくてしっかり者のすずさんの物語
大変だったであろうあの時代を、ゆったりとした当時の日常…
▽物語
とてつもなく要約すると
少し鈍感なひとりの少女が
笑って笑って泣いて、
困難に立ち向かいながら
辛い目に遭いながらも
挫けず、強く強く生きていく
そんな物語です。
以下詳細なストーリ…
戦時中の広島を描いているんだけど、あくまで物語の中心には「すずの日常(世界の片隅)」があるので、よくある反戦映画のようなプロバガンダの強い映画にはなっていない。「日常」を描いているので、心も温まるシ…
>>続きを読むよい。とてもよい。好きだ。
恋愛パートで久々にちょいとドキドキしたぞ、そしててめえシューサク!て思ったらすずさんもちゃんとコラ!ってして微笑ましくていとおしくて。
本当に、日々を大切に暖かく暮らした…
たわいもない生活の描写がメインで時折戦争が入ってくるようなストーリーだったけど、作り込まれててとにかく圧倒された。
登場人物たちがよく、こまい、って言ってたけど、アニメーションのきめ細やかさの方が…
背景の人物一人一人がちゃんと生活しているように見える(ただ止まっている人がいない)ことにまず驚いた。最初は戦争が背景の日常アニメみたいなゆるやかな雰囲気で話が進み、徐々に空襲警報の回数が増えていきそ…
>>続きを読むとてつもなく淡々とした日常をユーモアを交えて描いているからこそ、自分にはとてつもなく重く受け止めてしまった。
かわいそうでしょ?悲しんでくれ!と言う作りでもないので、それがとても辛い。
比較はいけな…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会