水彩画のような柔らかさで描かれる暢気で愛らしいすずの日常。バケモノや、座敷わらしのシーンなどファンタジー要素の伏線や、憲兵のシーンなどは楽しかった。
淡い恋や突然の縁談と結婚、呉での新生活。迫りく…
<戦争だけの映画じゃない>
8割方、くすっ、と笑えるエピソードが続いて。
(私だけかな?)苦しいなかにも喜び楽しみを家族と分かち合う毎日。営み。普段あまり使わない単語だけど、営みって本当は大切。決し…
このレビューはネタバレを含みます
可愛らしい絵とのんさんの声がすずののんびりな性格と合っていて、映画の世界が壊れて欲しくないと思えた。
戦争の映画はオッペンハイマーもそうだけど、現実と分かりやすく地続きだからストレートに心に刺さるも…
【呉の戦時中、一般的日常】
戦争がテーマではあるけど、一般的な、庶民の日常を切り取り続けた映画
よく分からんとこも少しあったりして、まあまあだった。
盛り上がりどこ、起伏がないように感じられたから…
凄く優しいタッチで丁寧に戦時下の生活が描かれてる。
途中から辛すぎる展開で見ていられないくらいだったけど、物語の最後にほんのり希望を見いだせる様な終わり方で良かった。
コトリンゴさんの優しい音楽も物…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会