好きなレビュアーさん達がこぞって高評価で観たいと思っていてようやく観たのだけど、残念ながらハマらなかった。
理由をいくつか考えたが、日本映画によくある母性の美化が苦手なんだと思う。ひとりでは病室で死にたくないと泣くのだけど、死ぬ間際まで自分のことよりも家族や周りの人間のことを考えて強くあり続ける母、美しい…な?
また現実的な描写の中にこれはあり得ないだろうとという展開が多くあるのも入り込めなかった要因のひとつか。
役者陣の演技は秀逸で、母娘の心温まるやりとり、オダギリジョーのダメ夫っぷりはとてもよかった。