これぞまさに映画、って言う映画の醍醐味と快楽を与えてくれる、稀代の傑作です。
前半の何気ないシーンやセリフが、後になって、強烈な伏線として回収される。
映画は総合芸術なのだ、とあらためて感動するし、よくぞオリジナル脚本でこの傑作を世に出してくれたと嬉しい。
原作モノや漫画原作が溢れかえってる昨今だから尚更。
そしてなにより、この映画は、倍速でドラマや映画を観る層、には決して味わえない快感を与えてくれます。
何度も何度も、強烈な伏線が回収されるけど、それはちゃんとセリフやシーンを見ていて、初めて気付く事だからです。
スクリーンで観てほしい作品だし、ストリーミング配信でご覧になる方はぜひ、通常速度で観ていただきたい。