このレビューはネタバレを含みます
俳優さん達の演技は良かった。
安澄が手話を習っていた理由が双葉にいつか役に立つからと言われたってところでホロリと来た。
血が繋がってなくても心は繋がっているという数々のエピソードは素敵だなと思えた。
ただ、双葉のポジティブシンキングはたまにぶっ飛んでいるのではと違和感を感じる事も多々あり…
いじめられている子に体操着のまま学校に行かせるのは強くなるためと言っても酷くないか…他に方法はなかったのだろうか。脱がせる必要はあったのか。
普通に考えて、前妻が後妻が病気だからって頻繁に出入りしたり、お葬式に出たり、そんなに仲良くなれるものなのか。
ダメダメな父親が何事もなかったかのように受け入れられているし、余命数ヶ月なのに双葉しか運転できる大人がいない中遠出するのは危ないし、ヒッチハイカーとの距離の詰め方は異様だし、
なぜこの映画はこんなに評価が高いんだろう。
わからなくもないけど冷静に考えてもやっぱり違和感が残る。
そして最後は普通に怖い。