ちゃあこ

湯を沸かすほどの熱い愛のちゃあこのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

・下着をプレゼントするシーン
→子供の成長を見られないのが一番辛い
スポーツブラからブラジャーになる瞬間とか、彼氏ができたり、きっとそういうタイミングを一緒に迎えたかったんだろうなあ

・時折今っぽくない親子喧嘩?の描写があったけど、期限がある中で向き合わないとと思う双葉の、少し焦りのような心の現れなのかなと思った
宮沢りえのあの力強い演技めちゃくちゃ良かった!

・「なんでもしてあげたいって思うのは、それの何倍もしてもらってると思えてるから」
→愛ってやっぱり片方の矢印だけで成りたっていくものじゃないね

・血は繋がっていないけど愛に溢れた親子、血は繋がっているのに心の繋がりがない親子、生まれた瞬間から母がいない女の子、子供の鳴き声が聞こえず母を辞めたくなった19歳
それぞれ深く描写はないけど色んな母子の形があり、色々想像させられた

・お母さんの前で絶対泣いちゃダメだからね
→後半にかけてあずみが成長していく姿が良かった 病気がわかってからのあずみは淡々と、凛としていて双葉のようだった
でも母の最期を目にしてやっぱり泣いてしまう。。