ふっくー

シャザム!のふっくーのネタバレレビュー・内容・結末

シャザム!(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

DCEUの7作目!!
困った時はこう叫ぼう!「シャザム!!!」
監督は「ライト/オフ」のデイビッド・F ・サンドバーグ。

吹き替えはアホみたいに合ってない配役なので、字幕版で絶対に観てネ!!!

いやー最高に笑えました。
渾身の「ジャスティスリーグ」が興行的にイマイチだったため、キャラクター単体にスポットを当てた「ワンダーウーマン」で成功を収めたDCEUは、クロスオーバーはするけれど、単体作品として楽しめる形を重視し、路線変更したことによって「アクアマン」も爆発的な大ヒットを記録しましたね。
そして今作です。今回の主役ヒーローはシャザム!!!「見た目はオトナ、中身はコドモ」という最高に楽しそうなキャッチコピーだったのに、公開時期がMCU「アベンジャーズ・エンドゲーム」と被ってしまったことにより日本でもあまり話題にならなかったのが残念。

今回も最低限のクロスオーバーで、DCキャラクターがちらほら出てくるんですけど、めっちゃ心地よい絡みでしたね。
ちょいちょいオモチャとかがワンダーウーマンだったり、バットラングが出てきたり、親友のリュックがスーパーマンだったり、DC愛に溢れたコメディ作品に仕上がっています。

「アクアマン」でもジェームズ・ワン監督の遊び心でアナベル人形が海に沈んでるシーンがありましたが、「ライト/オフ」で制作ジェームズ・ワンと関わっていたデイビッド・F ・サンドバーグも今回冒頭に出てきた質屋の棚にアナベル人形がチラリと映るという素晴らしいサプライズを用意してくれていました。

シャザムになっても中身はコドモなので、ビールを飲んで「ちょーまじぃ!!」となったり、廃墟の工場でスーパーパワーを試してネットに挙げたりと、やってることが本当に今時の若者なんですよね笑笑。それを面白おかしくザッカリー・リーヴが演じてるのが最高でした。

シャザムになって強大なパワーを得てゴリゴリに戦うのかと思いきや、ヒーローとしての自覚、成長などが主に描かれているのだけど、それを面白おかしく描くので最後まで笑えました。

ラストシーンに大先輩のスーパーマンが出てきたり、イラストタッチのエンドロールで他のDCメンバーと交流してたり、エンドロール後にアクアマンを若干バカにしたりとシリアスで暗いと言われてきたDCのこれからを明るくする存在となるシャザムに是非期待したいですね。

DCEUは路線変更で軌道に乗ってきたけど、バットマン、スーパーマンの配役が2人とも変わってしまうよな。。大丈夫かな。。。
それでもDCを応援するよ!!
ふっくー

ふっくー