さあ始まりました、ラピュタ阿佐ヶ谷「飛びだせニッポン！憧れの世界航路」1本目。

話に聞く「お姐ちゃんシリーズ」の3本目。
派手な3人娘が日本を飛び出し香港へ。

ゆるーいノリの珍道中。

パンチ（団令子）、センチ（重山規子）、ピンチ（中島そのみ）3人のあだ名の由来とか過去作を観ればわかるのだろうか？
ピンチの声がすごい。見た目の派手さとのギャップよ。「アニメ声」って感じ。

最後の「私のイイ人よ！」のシーンイイね。彼氏役も江原達怡、山田真二、久保明と男前が揃っている。

９/２６＠ラピュタ阿佐ヶ谷

再見。他愛もないストーリーだがパンチ・センチ・ピンチのカラフルなゴージャスさを見ているだけで楽しい。
明るいエキゾティズム溢れる香港ロケ。
ライト設計帝国ホテルのファサード。
中島そのみのパンチ力ある歌、スタイル抜群な重山規子の踊り。
夢みるお姐ちゃんトリオの花咲く映画。

シリーズ第3作であるが、実はこのシリーズ、本作が初見。印象を記せば、三人娘が騒々しいだけで魅力が乏しい。取り巻きの男たちは覇気がない。香港では、結婚が認められないカップルのエピソードになるが、三人娘が仲を取り持つわけではなく、成り行きでまとめてしまう。池部良は、結婚を認めない父親の秘書で、これまたなにもしないけど、なりゆきでまとめてしまう。脚本が意図的にそうしたのか、結果的にそうなったのか。ともあれ、観光映画としても物足りないし、コメディとしても笑えないし、ラブロマンスとしても成立していない不完全燃焼な気分の作品。