このレビューはネタバレを含みます
ある部屋で不思議な現象がおこる。同じアパートのほかの部屋でも。
どうやら何かがおきてるのは建物自体。
ならばこのアパートがたつ前にここにあった家に何かがあったのかも…
謎をといていくかのように何かの正体を探ろうとします。
でも元を辿った先のお話は、話しても聞いてもだめ。穢れにさわってしまうんです。
小説とは終わり方が少々違っていて結構なバッドエンドの予感です。
パンフレットでも「私」のご主人のその後の設定がかかれててそれにもゾッとしました。
映像的には怖いものはほとんど出てこないので物足りなく感じる方もいるかも。
でも音は容赦なく怖いです。
ラストで掛け軸をながめるご住職の表情が読めませんでした。
あれはどういう表情なんだろう。