なかもと

イコライザー2のなかもとのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
3.9
タクシードライバーをしながら自分の正義を貫いていく元イコライザー(仕事請負人)のロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)。
彼の正体は同じマンションの住人ですら知らず、唯一CIA時代の元上官スーザンだけが友であり仕事の協力者、そして死亡したと発表された彼の存在・居住地を知っていた。
ある日、ベルギーでCIA協力者が自殺をする事案が発生。捜査を担当したスーザンが何者かに殺されてしまう。
友を殺されたマッコールは遺品(スーザンの夫から借りた)であるスマホからハッキングをし、スーザンの死の真相とベルギーの自殺は他殺だったと気付く。
そして彼自身も命を狙われてしまう。
真相を突き詰めていくと、CIAが関係しているのでは?と思い始め、ある人物が関わっていると知る。

【感想】
あ~…やっぱりね、そりゃ、職場を血の海にしちゃったら『ユー!クビヨ!』って言われるよね。だから、ホームセンターじゃなくてタクシードライバーになったのよねー、はいはい!しっかり理解しましたよ!!
今回も自分の正義に正直に生きてます。
タクシーに乗った女性を救ったり(ドライバー評価は⭐5です。)、同じマンションに住む青年を『そっちは悪い道だよー(優しく表現してます。)』って教えたり。
青リンゴを寸分の狂いなく並べたり、本はテーブルの角にキッチリ揃えたりと、前作と同じく几帳面さも全面に出てました。
アクションもあるんですが、ドッカンドッカン爆発するようなアクションでは無く着実に殺っていくスタイルで、壊した物は車数台(しかも接触程度)&避難指示の出た昔住んでいた家&周りの民家。…あ、あれ?意外と家壊してる…避難指示が解除されて家に帰ってきたら、家に死体があるとか…ゲボ出ちゃう……ってくらいです。
けど、倒壊はしない程度なので、やっぱりスタイルは守ってますね、はい。あ、1軒だけ爆破します。
その民家でのバトルシーンは常に敵視点。マッコールがどこから出てくるのか、どんな攻撃を仕掛けてくるのか予測出来ず、こっちもいつ殺られるのかドキドキしちゃいました。
破壊系のアクションに疲れたらこれを観ましょう!
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