benno

イコライザー2のbennoのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.1
弱き者の為に、ひとりで悪に立ち向かうマッコール(デンゼル・ワシントン)…社会をイコライズするのが彼の使命…。

前作のホームセンター勤務から一転、今作ではタクシードライバーに転職…。

身の回りに武器も無く、使える物は愛車"シボレー・マリブ" … 後部座席に刺客が乗った際は高速ターンに急加速急ブレーキを駆使…華麗なドライブテクニックも披露します…。

また、ホテルで薬漬けにされた女性の敵討にイコライザー始動…御坊ちゃまが差し出したブラックカードでのプライスレスなお仕置き!! 女性の名前を復習させながら指を折る…見事な仕事捌きにスッキリ!!


彼のイコライザーとしての顔は誰も知りません…。
ただひとり、CIA時代の上官スーザンを除いては…。

しかしある日、ブリュッセルで彼女が何者かに殺害…。

唯一の理解者を失いショックを受け、怒りに震えるマッコールは極秘に捜査を始めますが…。



今作ではマイルズというひとりの黒人青年と出逢います…彼は近所に住む美術学校に通う学生…まるで擬似父子のような関係も見どころです…。

マッコール自身にはピンチという状況はあり得ませんが…事件にマイルズが関わることによって…手に汗握る状況が生まれます…。


そしてマッコールがひとりで壁の落書きを消す作業をしている時にマイルズに言う言葉が印象的…

“ ‘Supposed to do’ and ‘will do’ are two different things, Miles.”

“Because nobody did what anybody could have done… or should have done to begin with.”

「やるはず」と「やる」は全く違う、マイルズ…

誰でも出来ることを誰もやらないから…
誰かがやるべきなんだ…。


マイルズに向けたこの言葉はマッコール自身のイコライザーとしての信条でもあります…。


そしてスーザンを殺害した犯人との対峙…まさかの小麦粉の粉塵爆弾にはビックリ…果たしてその犯人の正体とは…??

クライマックスでの瞬殺の殺戮シーンも見応え十分…瞬殺であるが故の残虐性も前作よりアップしてます…。


ラスト…”I LEAVE YOU THE BEST OF MYSELF” (最良の思い出をここに残す)と言う言葉と共にマイルズが壁に描いたものは…??

私が好きなシーンはマッコールが結婚指輪にKISSするところ…素敵…❤︎*。


thanks to; レネリーさ〰︎ん‧∘˳°∗˚⛟
benno

benno