元CIA工作員のロバート・マッコール（デンゼル・ワシントン）が、社会の均衡を保つイコライザーとなり社会の悪を裁いていくクライム・アクションの続編にして、デンゼル・ワシントン初のシリーズ化。
タクシー運転手として日々を過ごしながら、密かに仕置人としての顔を持つマッコールは、旧知のスーザン（メリッサ・レオ）が殺害されると独自に捜査を始める。
19秒で始末を付ける、えげつない殺し方は健在。
「考え直すための時間を与える」という言葉は、悪行を犯した者が行き着く運命を受け入れろと言わんばかりだが、やり直す道を残した最後の審判だ。
昔の上司で友人のスーザンの死には、CIAが絡んでいる上、それを探るマッコールにまで狙われることになる。
黒幕はマッコールと同じ特殊訓練を受けた秘密の殺し屋集団で、裏切り者の所業。
ハリケーの中での攻防は、裏切り者への復讐に相応しいシチュエーションだ。
前作からの期待を裏切らない映画。
